~たんぽぽ珈琲のお話~

 お正月を過ぎても冬らしくない冬が続いていますね。
 

tannpopoki.jpg 春先のような陽気に、季節を勘違いした花が咲いたりしているのをよく見かけます。そろそろタンポポなんかも咲き始めているのではないでしょうか?

そんなわけで、今日は丸菱でもご好評頂いている「たんぽぽ珈琲」について色々掘り下げてみましょう。

 

gennryou.jpg 「飲んだことない!」という方も沢山いらっしゃるであろうこの「たんぽぽ珈琲」。たんぽぽの根を丁寧に焙煎して作られます。


 ほのかな苦みがあり、実に本物のコーヒーと似た味がします。が、実はノンカフェイン。

 妊娠中や授乳中の女性、カフェインが苦手という方に、コーヒーの代用品としてお勧めしています。

 

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 「たんぽぽ珈琲」の発祥には諸説あるようですが、昔々ポーランドのとある国王が、高価なコーヒーの代わりに民衆に薦めたという話が残っています。


 

 

 第二次世界大戦当時、枢軸国側であるドイツや日本ではコーヒー豆の入手が困難になり、代用品としてのたんぽぽコーヒーが愛用されていたようです。

 

 反対に、連合国側では容易に本物のコーヒーを入手することができたようで、戦争映画等でも最前線でコーヒーを飲む兵士の様子が描写されています。

このようなことからも当時の「各国の物量の差」が、計り知れますね。

 

 2013年に放送されたNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の中では、杏さん演じる主人公「め以子」が、開戦直後の大阪で、友人の喫茶店のためにたんぽぽの根を煎じている描写がありました。

 

 

 古来中国では「蒲公英」と呼ばれ、漢方薬にも活用されている「たんぽぽ」…。やさしい香りにほっこりしますよ。ぜひお試し下さい(´▽`*)。
 

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