~『六次化産業のススメの巻』その③~

 さてさて、『六次化産業のススメ』も第三弾。今回は少し変わりダネ?コラボ×コラボで新しい商品が!のおはなしです。

 

 【地元を愛するカフェ店主が生んだ商品 黒文字茶】

user2_p1.jpg 平成の大合併時、近隣市町村との合併をすることなく、岡山県北にて独自の魅力を発信し続ける「新庄村」。

そんな地元をこよなく愛し、地元の食材にこだわったメニューと可愛らしいキッチンカーで県内各地を走り回る『32’s cafe さにーずかふぇ』代表の柴田晴江さまは、ラジオ番組にもレギュラー出演されるなど、多彩な顔をお持ちの女性です。

 昔から新庄村では胃腸によいとされ、飲用されてきた「黒文字」。和菓子の高級楊枝にも用いられるクスノキ科の落葉低木で、主成分リモネンの効果により、柑橘系のさわやかな香りがします。

 柴田さまの胃腸が弱っていた時、お父様から飲まされたのが、この「黒文字」を煎じたお茶。初めて飲んだ時に「なんておしゃれな香りなんだ!地元にこんなおしゃれなものがあるなら商品化したい。」と思ったそうです。

 

 家族による手作りではじめた「黒文字茶」。お店で提供されるとすぐに人気商品となりましたが、そのころたまたま新庄村を訪問していた製造部長とコラボレーションの話が持ち上がりました。そう、販売用のティーパック化です。

 

 【品質の安定化と衛生管理】

user2_p2.jpg 一般に栽培された生産物ではなく、天然木を自家採取して加工していた当初の黒文字茶。丸菱ではまず「柑橘系の香り」を最大限に生かすよう乾燥加工では徹底的に温度管理。カットサイズにもこだわりました。

また品質の安定化、異物の混入防止、殺菌にも最大限注意をはらいました。

 ティーパック化に当たっては、カフェの雰囲気に合ったデザインにするため、ご希望のデザイナーによるラベルデザインを採用させていただきました。

 こちらの製造実例に関しましては、詳しくはこちらをご確認ください。

/oem/example/ 

 

 

 【さらなるコラボレーションも】

 岡山県真庭市で地元食材を使ったジェラートを製造販売されている「ジェラート醍醐桜」山本英伸さま。

この度、柴田さまと山本さまがコラボレーション。自社牧場で搾乳された新鮮なジャージー牛乳に、柴田さまの黒文字茶葉を混ぜ合わせたジェラートを開発されました。

 

 ジェラート醍醐桜さまの「酪農家が作る・森のスパイス香る黒文字ラテジェラート」は、先日、横浜で開催された『Gelato World Tour Japan 2019横浜』にて、なんと第三位に選ばれました(*´▽`*)。おめでとうございます!!

 今回、丸菱は乾燥・粉砕までしか関わっておりませんが、アイデア次第でとても素敵な商品が生まれ、また皆様に喜ばれる素晴らしい食品になるということを大変うれしく思っております。

 人と人との出会いと繋がり、そしてアイデア次第で素晴らしい「物作り」ができるということを学んだ気がします。

 

 新たなコラボレーション。次に作るのはあなたかもしれませんよ~(´艸`*)。

 

 

 

 

ブログ記事アーカイブ

オンラインショップバクちゃん本舗
株式会社丸菱
お問い合わせ